ボールデッドの判定 Judgement of balldead(判定、判断=ジャッジ、ジャッジメント)
雨だったり曇りだったりイライラする日が続きますねぇ。更にイライラさせるのが花粉ですよ。そんな時はノンビリ、コタツでミカンでキマりですね。
今日はボールが「出た」「出てない」の判断を覚えましょう。
一番下のイラストの通り、ボールが線の上にある時は「ボールは出てない」という判断です。下から2番目の状態、つまりボールが半分以上外にでていたとしても「ボールは出てない」という判断になります。
一番上のイラストのように、ボールが完全に出た状態になって初めて「ボールが出た」ということになります。
ゴールインにも同じ判断が適用されます。ゴールポストを挟んで、地面に線が引かれています。この線をボールが完全に越えたらゴールインです。逆にボールの円弧の一部分が越えていなければゴールインにはなりません。
この判断は主審、副審(ラインズマン)の2名、計3名(*)が見ていても分かりにくく、この判断が原因でモメにモメた試合もたくさんあります。そこでFIFAはボールにチップを埋め込んで、ラインを越えたかどうかを決定するシステム導入も検討しています。
ということで、このシステムが導入するまでは、ボールが「出た」「出てない」もしくはゴールに「入った」「入ってない」は、あくまで審判の人たちの判断に従うしかありません。審判の判断に抗議するのは自由ですが、それでイエローカード、レッドカードをもらうこともあります。得点に絡む判断は紳士的に近寄っていって「偉大なる主審殿、今の判定はいかがでしょうか?今一度副審の方にご確認いただけませんでしょうか?」と丁寧にお願いするぐらいはいいかもしれませんね。翻ることがあるかもしれません。
ただ、得点に絡まないようなタッチラインを割ったかどうかの判断、ゴールラインを割ったかどうかの判断は文句を言うのはやめましょう。そんな小さいことで審判に抗議するぐらいなら、誰もが疑うことのないプレーでやり返したほうがカッコイイと思います。
(*審判の数=現在、ヨーロッパ各国のトップリーグの試合ではゴール周辺のジャッジを見極める特別審判が配置されることも増えてきました。)
ボールデッド
